秋のフランス美食旅 Bordeaux~Paris
ボルドー駅前のブラッスリーでアルザスワインを。
サルラからボルドー・サンジャン駅に戻ってきたら、ボルドーは晴天、青空が広がる良いお天気でした。
夕方には名残惜しいですが、ボルドーを離れてパリに向かいます。ボルドーでの最後のランチ、
そしてまたTGVでパリ・モンハルナス駅へ。パリで今回のフランス旅最後の夜を楽しんで
翌日帰国となります。楽しい思い出を持って、シャルル・ド・ゴール、ローマ経由で成田へ。
過ぎて見るとあっという間の短い旅でした。
2017年10月28日 ボルドーでの最後のランチは、行こうと目論んでいたお店がありました。 皆さまは「入りにくい居酒屋」というテレビ番組をご覧になったことはありましょうか。我々の好きな番組で、 録画して見ている程でしたが、ある日の居酒屋はボルドーのお店でした!もう旅行は計画済みでしたので、 喜んで見ておりましたら、お店はボルドー駅のすぐ近くでしたので、ぜひ行ってみようということになったのです。 サルラからボルドー駅に到着し、いつも出るのと反対側の出口から出るとそのお店は近いのです。番組で紹介されて いた通り、表口の賑やかさとは打って変わって静かな何も無い細い通りが続いていました。 細い通りを歩いていると、脇の建物の窓が開いていて中年の男性がお仕事の休憩でもしていたのか 窓の外を眺めていました。我々と目が合いましたので、どちらからともなく笑顔でBon jour!と挨拶しあいました。 こういう気さくなフランスの方も多くて、旅の楽しさを感じる一コマですね! さて、比較的大きな通りにぶつかりここを曲がるとそのお店! アラ! なんとお店はお休みでした!残念(^-^ 世界入りにくい居酒屋 ブラッスリー・ド・ベルシェール 本当に残念でしたが、せめて記念写真だけでも(笑) またトボトボとボルドー駅まで戻り、ホテルに預けていたスーツケースをピックアップして、結局ホテル前の レストランで食事にしました。TGVの時間もあるし、もう駅から遠くに行くのは億劫ですし。そこには3軒のお店が あり、一軒は最初の夜に利用しましたので、違うお店に入りました。アルザス料理を出すブラッスリーで、メニュー にはアルザス名物シュークルートなどがありました。お勧めのワインもアルザスのリースリングです。 リースリングをデカンタで貰って、シェフは(またしても!)生牡蠣、そしてセップ茸のソテーボルドー風です。 このセップ茸はフレッシュで味付けも美味しかったですよー(^-^) ワタシは牡蠣とセップを少しずつ分けて貰い、デザートを注文しました。パリブレストです。 シューをリング状に焼いて間にクリームを挟むクラシックなお菓子です。 プラリネクリームが濃厚でシューはサクサク、とっても美味しいパリブレストでした! 殻付き生牡蠣(左)とセップ茸のボルドレーズ(右) バリブレストは少量なのも助かりました(笑) |
TGVで再びパリに戻り、オデッサ・ホテルにチェック・イン。前述の通り、修理完了のエレベーターで6Fの部屋に 入り、一休みした後はお土産などを買いにモンパルナス駅前のデパートやスーパーマーケットのモノプリなどに 出掛けました。スーパーマーケットの商品を眺めるのはいつも楽しいものです。 今夜のディナーは、この旅で唯一事前に予約していたレストランです。また、フランスで日本人シェフのお店に 伺うのも初めてなので、とても楽しみにしていました。 レストラン・キガワ モンパルナス駅から歩いて行けるくらいの所にある、こじんまりとしたレストランです。 白を基調にした壁やテーブルクロスがスッキリとして美味しいものが頂けそうな雰囲気です。 前菜と主菜を複数の選択肢から選べるムニュを取りました。 木川シェフが表で、若い人と一緒にサービスにあたっていました。 まあ久しぶりに日本語で注文できるのも気楽でほっとしますね(笑) お店は満席の賑わいで、 日本人のお客さまも複数組いらっしゃってました。 グラス・シャンパンとアミューズ(左)、右は前菜で南瓜のスープと海老のフリット。 前菜のフォアグラのテリーヌ(左) ルー・デュモンのジュヴレ・シャンベルタン(右) やはりガストロノミーのフォアグラのテリーヌは見た目から素敵です(^^) 久しぶりに頂いたブルゴーニュも美味♪ 主菜の青首鴨のロースト、フォアグラのソテー添え(左) あくまでも旅のテーマは忘れません! 野鳥を頂けて嬉しい。が、量がやはり多いですね~。食べきれなくてすみませんでした(^-^; 右はシェフが頂いた牛タンとリ・ド・ヴォーのブレゼ。お味も素敵ですが、食材の良さを実感した一皿でした! 左はこの季節のスペシャリテ、栗のスフレ 右はアイスクリームとジュレ 首まで満腹になったシェフとワタシでした。ご馳走様でした!! 木川シェフとも少しはお話しできたのですが、お店が忙しくて満席の上に回転するテーブルもあり、 一緒に写真を撮りたいとお願いする余裕はありませんでした、残念! こちらの素敵なムッシュ(右)ですが、偶然お隣の席でご家族でお食事されていたソムリエの石塚氏です。 石塚さんは北海道出身で、若い頃は札幌のレストランでソムリエをされていました。その後、東京を経て渡仏し、 ボルドーのレストランやパリのレストランで活躍され、それらのレストランはミシュランの☆を獲得したのです。 現在はパリでオーナーソムリエとして、ビストロ「プティ・ヴェルド」を経営されています。 札幌でお会いしてから30年弱ぶりにパリで偶然会うなんて、本当に驚きました。 次回パリに行くときには、ぜひお店に伺いたいと思いますね! |
2017年10月29日 楽しかった旅行ももう終わりに近づきました。早朝、ホテルにタクシーを呼んで貰いシャルル・ドゴール空港へ 向かいました。復路は、アリタリア航空便になりまして、ローマ経由成田行きのチェックイン済ませて、 カフェで朝食を取りのんびりしました。 朝食でもワインを頂けるのが旅行の良いところです(笑) 免税店でのお買い物も楽しみ、機上の人となりました。 特に何も無く、無事成田到着! 千歳までは初のLCCバラニエアの利用となりました。第3ターミナルの フードコートで帰国初の日本食はリンガーハットの長崎ちゃんぽんと餃子、キリンビール!ああ、美味しい~(笑) 出発時はどうなる事かと心配した旅行でしたが、フランス国内では前回のようなストライキにも合わず、 スリにも合わず、スムーズな移動ができて、帰国も無事に札幌まで到着できました。 千歳が悪天候でキャンセルになった他社便もあったのですが、バニラは大丈夫でした。やれやれ♪ |
オマケの写真です。また旅行に行けるように日々頑張りたいと思います(^-^) |
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