春のフランスにて~マルセイユの潮風

マルセイユの旧港前のカフェでビールで一休み、おつまみはタイムをまぶした黒オリーブ。南仏だわね~

6年ぶりのフランス上陸、楽しいことに満ち満ちていた。が、ちょっぴりトラブルもあり。
それもこれも、いい経験と思い出になって、やっぱり旅はいいなあ、、、
旅慣れない我々のあたふたぶりも含めて、今回の旅をご一緒に楽しんで頂けたら幸いです。


キムラシェフとビールで乾杯する我々。

鯛茶セット。

鮪漬け丼。

きつねうどん。
 
今回の旅では、同行の友人たちがおりました。といっても、ずっと一緒では無いのですが、最後にパリで一緒に飲もう、ということは決まってました。

プロヴァンサル・キムラのシェフとマダムには、自宅から千歳空港まで車に便乗させて頂きました。空港でそれぞれのチェックインを済ませた後、早速ビールでカンパーイ!
これをしたくて早朝5:30am自宅出発となったのです(笑)
キムラ夫妻とは、ここでお別れ、次に会うのはパリのキムラさんのアパルトマンで!

次に、千歳の出発ゲートでビストロ・アルモニーのシェフとマダムと待ち合わせました。アルモニーご夫妻とは、マルセイユまで一緒でその後別行動となり、またパリで会って、帰りも一緒の飛行機となります。
アルモニー夫妻と、成田で朝食を取りました。もちろん和食です(笑)
鯛茶セットが2名、鮪丼が1名、きつねうどんが1名でした。さあ、この後はパンしか食べられないからね!


今回の旅も個人旅行ですが、エアはKLMで手配致しました。
往路はKLM便、オランダのスキポール空港経由でマルセイユまで行きます。復路はエールフランスでパリ・シャルルドゴール空港より成田直行となります。早割便をゲットすべく、昨年の12月にはもうチケットを購入しておりました。スゴク気の早い旅行計画でしたよ(^_^;


KLMの機内食。

スキポール空港、アルモニー・シェフと(右)。

アルモニー・マダム(右)と。

お洒落なシャンパン・バーがありました。
意気揚々とKLM便に乗り込みましたら、いくらエコノミーとはいえ、あまりの座席の狭さにガックリ(^_^; とっても古い機材だったんですー(T-T)
なんと普通一人に1台のディスプレイが、天井にところどころ付いているだけ、というくらい一昔前の代物。今回、乗り継ぎ時間を重視して選んだ行程でしたが、機材も選ばなくては、、、と切に思いました~。
ともあれ、狭いながらもワクワクしている往路便は楽しいものです。


機内食は、ほとんど覚えてません。KLMはあまり期待しない方がいいかもしれないですね。ディスプレイが遠いので、映画(「笑う警官」やってました)も見ずに、読書にいそしみました。東野圭吾の「さまよう刃」読了。


スキポール空港での乗り継ぎ時間は2時間ほど。入国審査を経て、軽食で一休み。素敵なシャンパン・バーやショコラティエなど、前回ここへ来た時よりぐっとお洒落になってました。
ショップで早くもマグネットを購入!


スキポール空港よりマルセイユ行きのエアは、かなり小さい機材。
ほとんどウツラウツラしている内に、マルセイユ空港に着陸しました。
いやー、着いた、着いた。
ここからは、フランス語の堪能なアルモニー・シェフが大活躍でした!

ロケーションは抜群のオテル・アリゼ ★★

アリゼの室内。ハーバー・ヴューです。

朝食ブュッフェ。

到着した夜、部屋から見た旧港の夜景。

早朝の旧港の風景。
マルセイユ空港には夜の10:00過ぎに到着致しました。
バゲージを受け取って、タクシー乗り場へ。4人のスーツケースを積める大型のタクシーを回して貰い、乗りこみました。
ドライバーは若くて美人。しかし、この女のコが高速道路を飛ばすわ、飛ばすわ。まさに映画「TAXY!」の地元、マルセイユですね(笑)
いや、笑ってられないくらい、150Kmは出てました~。おまけにケイタイで片手運転。助手席に座ったダンナは生きた心地がしなかったらしい(^_^;
ともかくも無事に、しかも早くホテルに到着しました。小柄な女のコなのに、キビキビとスーツケースを下してくれて、ちょっぴりチップを渡しました。
フランスでは、タクシーにスーツケースなどの大きな荷物を積んでもらうと、乗車料金+荷物代を請求されます。そうじゃないタクシーもありましたが、一般的にはそのようです。


さて、マルセイユの宿泊先はオテル・アリゼ。二つ★のホテルです。
今回のホテルはすべてネットで予約しました。探すにあたっては、
Booking.comのサイトを利用しました。エリアのホテルを検索して、宿泊した人のレヴューを参照して候補を決めて、それからホテルのオフィシャル・サイトも参照し、提示された宿泊レートを比較して安い方から予約しました。ほとんどはオフィシャル・サイトからの予約になりましたが、リヨンのホテルはBooking.comのプロモーションレートがとてもお得だったので予約してみました。Booking.comはなかなか使い勝手が良かったです。


アリゼは部屋も狭いし調度も立派ではないですが、フランスでの宿としては十分でした。バスも付いてましたし、旧港が見える部屋を指定しまして眺めも良く、何より場所が良いです。観光には本当に便利なホテルでした。イフ島行きのフェリー乗り場は目の前ですし、市内観光のプチ・トラムの乗り場もすぐそこ、観光案内所(オフィス・デュ・ツーリスモといいます)も、タクシー乗り場も徒歩2分くらいです。
フロントが1階(日本式2階)にあり、さらにエレベーターが2階(日本式3階)からなので、スーツケースが重いとちょっと大変ですよ。我々は一応も男手がありましたから良かったけど、女の子一人旅ならキツイかもですねー。


賑やかな港に面しているので、窓を開けるとわりとうるさいのですが、窓には防音が施されていて閉めると気にならない程度です。


朝食ビュッフェは、パンの種類とジャム類は多め、フルーツもあり、シリアル、ヨーグルト、卵など。ゆで卵の機械はありましたが、なかなか茹らず、アルモニー夫妻はほとんど生卵状態で食べてました(笑)
トースターも調子が悪くて、片面が焦げてしまいましたが、そんなこともなんだか愉快に思える楽しい旅の幕開けでしたね。


HOTEL ALIZE
35,quai des belges 13001 Marseille
一泊(一室)96€ 朝食8€ 


海老のカダイフ揚げ。アジアンなタレ付き。

シェーブルチーズのサラダ。

フォアグラのテリーヌを食べるダンナ。

野菜サラダ。

時間を少し戻します。
到着した夜、ホテルの1階にあるお店に夜食を取りに行きました。「ヒポポタマス」という変な名前、妙に赤い内装の、ちょっとどうかな、というようなお店でしたが、まあ普通のお店だったようです。


夜も遅いので、軽く一人一品ずつ取って、プロバンスのロゼワインで無事の到着を祝いました。気軽なワインですが、美味しかったですねえ。地元で飲む地元のワインはやっぱり美味しく感じますね!



風が冷たいので、甲板は寒かった。

イフ島の牢獄跡が見えて来ました~。

無事、上陸です!

イフ島からマルセイユの街を眺めます。
翌朝早速、マルセイユ観光に出掛けました。アルモニー夫妻も一緒です。まずは、観光客に必須のマルセイユ・シティ・パス一日券22€をオフィス・デュ・ツーリスモで購入しました。これがあるとメトロやプチ・トラム、イフ島行きフェリー、各美術館などの入場が無料になったり、割引があったりします。


まずは、フェリーでイフ島とフリウール島に行きました。旧港のベルジュ埠頭(オテル・アリゼのすぐ前です)から、20分ほどで到着しました。お天気も良く快適な乗り心地でした。


イフ島には、デュマの小説「モンテ・クリスト伯」の主人公が無実の罪で囚われる舞台となる監獄跡があります。施設には日本語のパンフレットもあり、かつての囚人たちのなかなか面白い逸話も書かれてありました。内部も見学できまして、日の差さない牢獄を見ると、ちょっと背筋がぞわぞわとしました。こんなところには閉じ込められたくないものです(^_^;


さんざん写真を撮って観光客気分を満喫した後、フリウル島行きのフェリーが出るのでそれに乗りこみました。フリウル島行きのフェリーは追加料金で5€必要です。


フリウル島のヨットハーバー

カフェの店員ルイ君(20才)と記念撮影しました。

アペリティフはパスティスの水割りで。

肴は魚貝のフライ盛り合わせで。
フリウル島に到着しました。こちらの島は特に見物するものはありませんでしたが、オープンエアのカフェが10軒ほどあり、魚貝料理やピザなど気楽な食事を楽しめます。


1軒1軒覗き込んでメニューを検討して、その中の1軒に入りました。店の前には、キャプテン・ジャック・スパロウ(の看板絵)が立ってました。。。お店の名前は「パイレーツ」だったかも知れません(^_^;

魚貝のフライ盛り合わせがあったので、、、これをつまみながら冷えた白ワインを飲む、というのをやりたかったのですね~。願望が叶いました!


アベリティフ(食前酒)には、パスティス(薬草のリキュール)の水割りを頂いてから、プロヴァンスの白ワインを1本。すんごく南仏気分を満喫できました~


ギャルソンのイケメン君に名前と年を聞いて、写真も一緒に撮って貰いました(笑) 愛想のいい若い男のコはカワイイですっ。

バジリカ聖堂のある丘は、市街のどこからも見えます。

イエス・キリストを抱く黄金のマリア像のある、ノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂。

このプチ・トランに乗って観光しました。


バジリカ聖堂の丘の上で。

丘でひととき見物の時間を過ごした後、次のプチトランで帰ります。

八百屋さんの店先スレスレをプチトランは通ります。

美しい街並みを通り過ぎながら、、、

丘の上からの風景は、絶景です。


島から戻り、次はプチ・トランで町並み見物です。
プチトランは2コースあり、1つは旧市街のパニエ地区を回るもの、もう一つは風光明美な海岸線を走ってから丘に登りノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ聖堂まで行くコース。
我々はもちろん両方乗車しました。

マルセイユ市民を見守るかのように、幼子のキリストを抱きつつ町並みを見降ろしている金のマリア像はとても美しい。丘の上から見える赤い屋根が並ぶ市街越しに青い海と空は、感激の風景でした。



サント・マリー・マジョール大聖堂

旧市街を回るコースは、細い道路をくねくねと走り、洗濯物が掛けられた住宅や八百屋さん、飲食店などをかすめるようにして、人々の生活感あふれる街中の散歩です。横じまが特徴のローマ・ヴィザンチン様式のサント・マリー・マジョール大聖堂の脇も通ります。

午前中にミラマールを確認に行きました。オテル・アリゼからも歩いてすぐです。
ランチの準備に忙しいスタッフですが、めざとく我々を見つけた一人のギャルソンが近寄って来て愛想を振りまいてくれました。コンニチワ!なんて日本語で挨拶してくれます(^_^; なので、「今晩来るからね~!」とアピールしておきました。


件の愛想のいいギャルソン、内ポケットから取りだすのはピストルならぬソムリエナイフです。

赤唐辛子入りのピリ辛ルイユとメルバトースト。

スープ・ド・ポワソン。

6種の魚の入った本物のブイヤベース
たっぷり観光を楽しんで買い物もして、ホテルに戻り夜のディナーまで一休みです。ホテルの1階にある(このホテルの1階には3軒ほど飲食店がありました。テラス席には終日お客様があふれています。)ブラッスリーでのんびりとビールを飲んで夕方の陽ざしを楽しみました。
(このページ冒頭の画像です)



夕食はミラマールでマルセイユ名物のブイヤベースを。このために、わざわざマルセイユまで来たのですから。

「本物のブイヤベース」58€を全員注文致しました。

ワインはもちろんカシスです。ブイヤベースには定番の南仏白ワインです。ワインリストには6人の作り手のカシスがありましたので、ソムリエにお勧めして貰いました。やっぱり地元で飲むカシスは美味しいですねー。

アミューズのあと、ギャルソンがブイヤベースの材料になる6種類の魚を盛りつけたお皿を持って登場し、説明してくれます。スープに入れるルイユ(ニンニク風味の唐辛子入りマヨネーズソースのようなもの)とメルバトーストがセットされ、まずはスープ・ド・ポワソンが運ばれました。とても濃厚で塩味も強く、魚の風味いっぱいです。スープを食べ終わると、今度は魚貝が再度スープとともに供されました。量が多いこともありますが、残念ながら完食できませんでした~。

いつか機会があれば、またこの地を訪ねて別のレストランでもブイヤベースにチャレンジしたいものです。

と、このように、一抹のガッカリがありながらも、マルセイユはとても楽しく1日を過ごした街として、我々の記憶に残ることでしょう。

旧港の夜景を眺めながら、心地よく眠りにつきました・・・・



                                      続く

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