チーズ・ダイアリー

2000年9月4日
チーズプロフェッショナル試験を受ける



第一回「チーズ・プロフェッショナル認定試験」の二次試験を受けるためにまたしても日帰り東京の旅に出発。この4月から講習会、一次試験と毎月のように上京したが、これで最期である。長かったなあ。それにしても二次は実技試験であるが、いったいどんな試験なのか? 心配である。試験会場は新宿ヒルトンホテルだ。なかなか豪華なインテリアで外国人も多く、ロビーには重厚な机に向かっているコンシェルジェもいるし、素敵なホテルであるな。田舎者のおばさんはついキョロキョロしてしまうけど、おりしも昼どき、コーヒーショップで一休みだ。おしゃれで豪華なコーヒーショップだがやっぱりランチ・バイキング中。こんな雰囲気でもバイキングかね。

さて、時間も迫り試験会場へと上がり、受験者控え室に入る。あれれ、なんだか見たことのある人が!! 札幌は北区麻生でチーズショップを経営しているT氏

ではないか。「あれっ」「あっ・・」「いやあ、こんにちは、ご無沙汰してます」「あ、こんにちは、お久しぶりです」「まあ、なにもTさんが今さら受けなくても、すでに充分プロフェッショナルじゃあないですか」「いやいや、そんな。でもわりと一番乗りってのがいいかなと思って」「なるほど」なんてご挨拶しながら、試験開始時間までほっとした気分で知人とのおしゃべりを楽しんでしまったのである。他の受験者も続々と集まり、シーンと静まり返った緊張感のある張り詰めた空気をさいて、札幌のチーズ事情や道産チーズ工房の話で盛り上がる私たち。ごめんね、他の受験者の方々。うるさかったかい?

チーズにとても関心のある向きには、どんな試験だったか気になる所であろうか。

最初はチーズのテースティングであった。すでに皿の上にカットされた3種類のチーズが載せられていた。これらの名前と乳種を書く。次にテーブルに載っている3種類のホールチーズの名前とその固形分中乳脂肪率を書く。それから解答用紙に書かれた3種類のチーズを八等分する場合のカットの仕方を線で示す。ところで、この問題はこのチーズを8人で食べる場合どうカットするかというような文であったが、うち一つは「ルブロッション」というチーズであり、あまり小さくはないチーズだし一人あたりけっこうな量になるが、それでも良いのか少しばかり悩んでいた私であった。一人あたりの適量というものも考慮したほうがプロフェッショナルであろうか? 3秒は悩んでいた気がする(笑) この後別室に移り、口頭試問である。問題1、「チーズの扱いをみますのでカマンベールを箱から出して皿の上に載せてください。包装紙はとらなくて良いです」なんだって? この動作にプロとアマの違いを表現しなければならないのか?これまた悩みますねえ。問題2、十数種あるプラトーの中から試験管の言う条件に合ったチーズを選び、そのチーズの解説をするというもの。さて、私が言われたことは「アルコールの飲めない方がお砂糖を入れたプレーンな紅茶を飲んでいます。それに合ったチーズを選んで下さい」ひゃあ。ワインじゃなかったあ!!! 15秒は悩んでいたかな、私。さて、あなたなら何を選ぶであろうか?  ご意見お待ちしてます

後日、無事合格通知を手にした私である。良かった、良かった。むろん麻生のT氏、そして一緒に勉強会をしたTさんも合格である。市民の皆さん、札幌には3名のチーズのプロがいるのである。心強いであろう?

ヒルトンホテルロビー

ヒルトンホテルのロビーで記念写真を撮る田舎者の私


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