台湾〜台北散歩 その1


台北101。高さ508mのタワーはエネルギッシュな台北を象徴するかのごとく、すっくと伸びる。

千歳空港から直行便のある台湾は、とても近く感じる国。
美味しい中華料理も魅力的だ。またまた、今回も食べることが一番の旅となりました(^_^;
(台湾通貨の1NT$(圓)は約3.5円です)


初日
エバー航空の千歳発・台北行きは、15:35発。朝もゆっくりと支度ができる。余裕を持って空港に到着した我々は、恒例の出発ビールで乾杯!

空港カウンターでチケットを受け取り、のんびりとチェックインカウンターに出向くとそこは、、、
人、人、人のすごい行列で大混雑。ほとんど台湾の観光客の方々である。保安検査に並んでいる人の数に圧倒されて、のんびりしている場合では無いと慌てて、我々も列の最後尾に付く。うかうかしていたら、乗り遅れてしまうのではないかと気が気でない(笑)。それにしても、台湾の皆さんは大きなスーツケースやらダンボール箱を幾つも持って、何をそんなに買い込んで帰るのかしらん。

エバー航空の機内食は、やっぱり中華。

鶏肉と卵の炒め物がメインです。

機内食を頂いて、少しウトウトしているウチに、早くも飛行機は台北の桃園国際空港に到着。約4時間半のフライトである。近いってラクでいいなあ。
けれども、やっぱり混雑のために入国手続きの列も長く、スーツケースもなかなか出て来ない。送迎のバスに乗って台北市内まで約50分、ホテル着は午後9:00くらいとなった。




(右上へ続く)                           
部屋に荷物を置くと、とりあえず近そうな夜市探検に早速出かけるコトに。
 
ホテル前の大きな通り、南京東路から南京西路を真っ直ぐ歩いて行くと程なく地下鉄の中山駅があり、そこは三越デパートもあるような繁華街だ。街並みを楽しみながらの楽しい散歩ができる。少し寂しくなったあたりに目印のロータリーがあり、そこを曲がって進むと「寧夏夜市」の看板が見えた。雑貨や食べ物の屋台が連なる、ワタシ好みの楽しそうな夜市である。
 
屋台を内側から。お店の人はなかなか忙しそうに、料理を作っている。

漢字のメニューはほとんど読めないので、適当に指差しながら注文。数は指を立てて(^_^;
 
焼きそばみたいなものと、そぼろ肉かけご飯(美味しいよー)

臭豆腐を揚げてあるもの。すごい臭いと噂の臭豆腐に早速チャレンジ!うーん、本当に変なにおい〜(^_^; 豆腐自体は揚げてあるからか、軽めの味わい。ダンナは虫歯の臭いだと断定して(笑)、一つしか食べなかった。ワタシは頑張って3つは食べたが・・・。上に乗っているのは、かなりすっぱいキャベツの酢漬けのようなもの。口直し?
お値段はNT$20〜60ぐらい。     (左下へ続く)
  
屋台の両側の道路沿いにもお店や飲食店が立ち並んで賑やか。

台湾ビール


存分にお店をひやかして、満足してホテルに戻る。近くのセブンイレブンでビールや水を購入。セブンイレブンでは、やっぱりおでんを売っている。「関東煮」という名前で売っているみたい。日本と同じ味?他には、煮卵もあり、なにかスパイシーで甘い匂いが店頭に漂っている。どこのセブンイレブンも同じ匂いがするのが可笑しい。台湾の匂いだなあ。

(右上へ続く)
2日めの朝は、のんびり朝寝坊。というのも、この日は午前中に台北101に行くことにしたのだが、オープンは11時なのでそれに合わせて出発。
この日は地下鉄MRTを利用した。まず昨夜見ておいたMRT淡水線・中山駅で乗車。路線図も分かりやすく、券売機もタッチパネルで簡単に切符を購入できる。台北駅で乗換えて、目的地の板南線・市政府駅までは、NT$20。コインを入れると切符が出てきた。いや、切符というかプラスチックの青いメダル。これが切符?!一瞬、販売機を間違って違うものを買ったのかと思ったが・・・いいのね、コレで(^_^; ゲートでは、このメダルを所定の場所にかざすだけで通れる。出る時は、スリットに落とし入れる。へー、便利ね。

ピカピカでとてもきれいな地下鉄駅構内。なお、地下鉄車内は飲食禁止です。ミネラルウォーターを飲んでも、見つかったら罰金だそう。旅行中は水のボトルを持って歩くワタシ、ついうっかりホームで飲んでしまい、ダンナに注意された(^_^;危ない、危ない。飲食は禁止でも、ケータイはOKなのか。みんな大声でケータイしてるなあ。
(左下へ続く)
板南線・市政府駅で下車、数分歩くと台北101に到着だ。やっぱりデカイ、タカイ、スゴイ!高いところ好きのワタシは、コーフン気味(笑)

早速写真を撮る。人物と101はやっぱり一緒に入るのは無理かー。

5階にある展望台入り口で切符を購入。一人NT$400。
高さ382メートル、89階の展望台に昇った。世界最速のエレベーターはたったの37秒で到着。スピードが速くて、何度か耳抜きをしないときっと耳が痛くなるだろう。四方ガラス張りの展望室を、じっくり見て回る。高くて爽快な眺めである。

(右上へ続く)

窓の外には、雲が流れている。時々雲が厚くなって視界が真っ白に

屋外展望台にも出てみた。空が広い。

タワーの先端までカメラに収めようと、自らを低くして頑張るダンナ(笑)

(左下へ続く)
さて、101からこの麺屋さんまで歩いた我々であるが、台北に詳しい人に言ったら、驚かれるかも(^_^; この麺屋さんは、MRT木柵線・科技大樓駅そばにある。知らない街ではとにかくぶらぶら歩くのが好きなんだけど、さすがに遠かった!

屋台に毛が生えたような麺屋さん。「板條」という米の麺を食べた。

メニューは読めないし、言葉は通じないし、ここでも指差し注文。

これはメニューの一番右端のもの。スパイシーでしょう油味、とろみのあるスープ。平たくて柔らかいが、こしもある板條。NT$60。

こちらは清湯板條。さっぱり塩だけどコクありスープ。旨い。NT$50。
(右上へ続く)
麺の後、引き続きお粥横丁へ向かった。麺屋から粥屋までは、すぐ。お粥屋さんが数軒並んでいるのであるが、夕方から朝まで営業というお店もあり、この昼下がりの時間帯に開けているのは2軒だけだった。そのうちの一つ、一流清粥小菜Firstというお店に入店。

壮観に並んだおかずから、好きなものを選んでいるダンナ。

 
漬物や薬味類も豊富。さつま芋入りのお粥は鍋でテープルに運ばれる。量はたっぷり。

手前は、卵とトマトの炒め物。右は臭豆腐の煮物。上は豚肉の炒め物。他に小魚の佃煮風のものや、漬物、ナッツなど。温かいおかずは、コンロで熱々になっていてステキ。
煮た臭豆腐も、また臭い(^_^;臭いけど、この豆腐は味が濃くて旨い。豆腐好きの自分としては、この味は評価できるなあ。でもニオイは無くてもいいとは思うが(笑)ダンナにも美味しいからと勧めたけど、一口食べて「オレはもう一生これは食べない!」と宣言されてしまった(大笑)
お粥も、その他おかずも美味しいです。合計NT$380

さすがに、満腹になったお腹を抱えて、もう歩くのは大儀。MRT木柵線に乗車する。この線は高架を走るので、街並みを見られていいなあ。忠孝復興駅で板南線に乗り換えて、台北駅へ。駅前や地下街をぶらぶらして、タクシーでホテルに帰り、お昼寝タイムだ。
そして、夕食はダンナの想い出のレストランにて。このお店はヒミツです。
   
 

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